- 銀行口座から現金を下ろした
もらった給料が普通預金に振り込まれたので現金で使いたいと考えます。そこで、1月2日に銀行から20万円引き出すことにしました。これを仕訳に表すと次のようになります。
(左)現金 200,000 (右)普通預金 200,000
【解説】
まず、現金項目は資産です。この現金を引き出すことは資産が増えるということなので、左側に現金50とします。そして普通預金は引き出した分減るので右側に普通預金50とします。
この時点で貸借対照表と損益計算書を作ってみましょう。
この仕訳を入れると、貸借対照表の資産項目が入れ替わるだけで、それ以外の項目は何も動かないことがわかります。
仕訳前
仕訳後
貸借対照表の資産項目の内訳が変わっただけとなります。貸借対照表は1月2日現在で、手元に現金が10万円、普通預金口座に20万円の残高があることを示しているので、実際の残高も同額あればOKです。お金を引き出しただけでは、損益計算書は何も動かないことをご確認ください。お金の引き出しは自身の財布の中身の移動なので、何かを消費するため購入したりしたわけではないので損益計算書は何も関係しないこととなります。
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